レーシングロータリーのサウンドを堪能しよう! マツダ・757が9月24日に富士スピードウェイでデモランを披露

9月24日(日)、往年の耐久レースマシン・マツダ757が富士スピードウェイを走ります。これは、ル・マン24時間レースで総合7位入賞、IMSA GTPクラス優勝を果たした1987年以来30年ぶりのこと。

MAZDA757 #202

今回、日本への里帰り走行が実現し、9月24日に開催される「レーシング・ロータリー・ファン・フェスティバル(R.R.F.M.)」イベント内の「マツダ 757 ウェルカムバック・セレモニー」としてデモランを行います。

マツダ757は、3ローターのロータリーエンジンを搭載したレーシングカー。その活躍によって、日本国内でもル・マン24時間レースの知名度が急上昇しました。今回帰国するのはそのうち、ゼッケン202をつけてル・マンを走行したマシン。2015年の英国でのイベント、グッドウッドフェスティバルオブスピードに展示されていたものをスイス人愛好家エディ・タヴェリ氏が見染めて入手、レストアを施しました。

MAZDA757 #202

R.R.F.M.イベントでは「レーシングロータリー・デモラン」と称して、マツダ757とともに、グラチャンマシンなど歴代のロータリーレーシングカーがコースを走行。今回のイベントの特徴はマツダ757をはじめとした3ローターエンジンを搭載したレーシングロータリーが集結することで、レーシングロータリー独特のサウンドが富士スピードウェイに響き渡ります。

MAZDA757 #202 13G

このほか、RX-7、RX-8をはじめとしたロータリー車が参加できるロータリー車限定パレードランも150台限定で開催されます。

パレードラン参加のチケットは4000円で販売中。このチケットには、サーキットへの入場料、パドックパスのほか、イベントを記念したステッカーが付いてきます。

見学の場合、パドック内に入れるR.R.F.M.専用駐車場のチケットがお得です。これは、サーキット入場料にパドックパス、専用駐車場がセットになったチケットで、パドック内での見学のみを希望する場合も、サーキット入場料にパドックパスと、トークショーイベントなどにも参加でき、ディスプレイされたマシンを身近で見られて、パドックに近いP18、P19駐車場にクルマを停められます。

当日、通常のパドックパスを購入しても同料金。なので、パドックに近い駐車場が確保できるのはオススメです。

各種チケットは公式サイトより販売中となっています。

3ローターの雄、マツダ757は本イベント後にはオーナーの住むスイスへ。
日本での走行が見られるのは、今回が最後かもしれませんよ。

●イベント名
Racing Rotary Fan Meeting (R.R.F.M) – Welcome back, MAZDA757 –

● 開催日程
2017年9月24日(日)

● 開催会場
富士スピードウェイ A パドック及びレーシングコース
静岡県駿東郡小山町中日向694

● イベントコンテンツ(予定)
◇ コースコンテンツ
◇ トークショーイベント

● チケット
◇ 前売り(下記イベント公式サイトから発売予定)
先着順 プレイガイド、チケットぴあ等での前売発売はありません。発送は9 月上旬から順次となります
R.R.F.M. パレードラン 4,000 円 150 台限定
(入場券・パドックパス・パレードラン・50 周年記念ステッカー付き)
R.R.F.M. 専用駐車場・パドックパス 3,000 円 757 台限定
(入場券・パドックパス)* A パドックへのアクセスが容易なP18 又はP19 に駐車できます
追加入場券/ パドックパス 1 枚 3,000 円
◇ 当日券
西ゲートにて入場料をお支払いください。A パドックに入場いただく場合は別途パドックパスをご購入ください
*グランドスタンドから観戦は入場料だけで観戦可能です。同イベントへの入場はすべて西ゲートからとなります

● 運営
R.R.F.M. 実行委員会(MZRacing内)
TEL 03-3560-1899  tasug.jp/rrfm

● 併催
2017 GLOBAL MX-5 CUP JAPAN FINAL

古川教夫

【関連リンク】

レーシング・ロータリー・ファン・フェスティバル公式サイト
tasug.jp/rrfm

この記事の著者

古川教夫 近影

古川教夫

1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていた車好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。
ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。車関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。
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