ホンダがニューヨークショーで「クラリティ プラグイン ハイブリッド」と「クラリティ エレクトリック」を世界初披露

17kWhのバッテリーを搭載する「クラリティ プラグイン ハイブリッド」は、従来のミドルサイズクラスのPHEVで最長となる40マイル(約64km)以上のEV走行が可能。

バッテリーの満充電に要する時間は240ボルトで2.5時間。高効率の1.5Lアトキンソンサイクルエンジンとの組み合わせにより、ガソリンと電気を足した後続可能距離は330マイル(約531km)以上となっています。

「ノーマル・ECON・スポーツ」の3種類の走行モードにより、燃費からレスポンス重視までユーザーの好みに合ったモード選択ができます。さらに、バッテリーの充電を優先するHV(ハイブリッド)モードを搭載し、3種類すべての走行モードと組み合せることが可能。2017年中に米国で販売を開始するとしています。

もう1台の「クラリティ エレクトリック」は、通勤や買い物などの日常使いを想定。EVのクリーンなイメージと、セダンならではの上質で快適な広いキャビンを求める層向けに、手が届く価格で開発されたそうです(価格はまだ発表されていません)。

 

電力量25.5kWhのバッテリーを搭載し、走行可能距離は80マイル(約128km)以上。満充電に要する時間は240ボルトの場合で3時間強、急速充電器を使えば30分で80%の充電が可能だそう。「クラリティ プラグイン ハイブリッド」と同様に、3種類の走行モードが搭載されます。2017年中にカリフォルニア州・オレゴン州でリース販売を開始する予定です。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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