17kWhのバッテリーを搭載する「クラリティ プラグイン ハイブリッド」は、従来のミドルサイズクラスのPHEVで最長となる40マイル(約64km)以上のEV走行が可能。
バッテリーの満充電に要する時間は240ボルトで2.5時間。高効率の1.5Lアトキンソンサイクルエンジンとの組み合わせにより、ガソリンと電気を足した後続可能距離は330マイル(約531km)以上となっています。
「ノーマル・ECON・スポーツ」の3種類の走行モードにより、燃費からレスポンス重視までユーザーの好みに合ったモード選択ができます。さらに、バッテリーの充電を優先するHV(ハイブリッド)モードを搭載し、3種類すべての走行モードと組み合せることが可能。2017年中に米国で販売を開始するとしています。
もう1台の「クラリティ エレクトリック」は、通勤や買い物などの日常使いを想定。EVのクリーンなイメージと、セダンならではの上質で快適な広いキャビンを求める層向けに、手が届く価格で開発されたそうです(価格はまだ発表されていません)。
電力量25.5kWhのバッテリーを搭載し、走行可能距離は80マイル(約128km)以上。満充電に要する時間は240ボルトの場合で3時間強、急速充電器を使えば30分で80%の充電が可能だそう。「クラリティ プラグイン ハイブリッド」と同様に、3種類の走行モードが搭載されます。2017年中にカリフォルニア州・オレゴン州でリース販売を開始する予定です。
(塚田勝弘)