日本主導で急速充電器の国際規格作りを推進している「チャデモ(CHAdeMO)協議会」が、7年ぶりに国際標準仕様書の大幅改定を予定しているそうです。
同協議会では、2010年に初となる「チャデモ」規格の標準仕様書を発行。
これまでに多くのメーカーの急速充電器を認証してきましたが、昨今、EVの航続距離拡大を目的に駆動用2次電池の容量拡大が進んでおり、急速充電器に関する規格の見直しが必要な状況になっています。
日米欧の自動車各社が電池容量を倍増させたEVを発表するなど、今後もEVに搭載する電池容量の拡大が続く見通し。
そこでチャデモ協議会では、こうした動きに対応するため、EVの電池大容量化などに合わせて、従来の約3倍にあたる最大出力150kWの急速充電器の製品化を可能にするそうです。