日経新聞によると、日産リーフを80%充電するのにこれまで30分要していたところ、新仕様に対応する急速充電器では約1/3の10分程度で充電できるようになる模様。
一方でVWなど、欧米メーカーが推進する急速充電規格「コンボ」も車載電池の大容量化に向け、急速充電器の大出力化を検討しているそうです。
海外では「チャデモ」と「コンボ」両規格の充電コネクターを備える急速充電器も普及し始めていることから、チャデモ協議会では次世代仕様においても互換性を確保できるようにする考えとか。
今後、充電ケーブルを液体で冷却する新たなシステムを標準仕様書に盛り込み、2020年を目処に、急速充電器の最大出力を現在の7倍となる350kWまで引き上げるそうです。
新仕様の急速充電器は年内にも発売される見通しのようで、今後のEV普及にいっそう弾みがつきそうな状況になって来ました。
(Avanti Yasunori・画像:NISSAN、TESLA、VW)
【関連記事】
日産が超小型EVによる「チョイモビ ヨコハマ」を再開!
https://clicccar.com/2017/03/27/457724/
日産が新型EV「リーフ」の9月デビューを急遽発表!
https://clicccar.com/2017/03/23/456459/
テスラが「モデル3」の生産に向けて資金調達する訳とは?
https://clicccar.com/2017/03/21/455806/
米テスラに強敵現る!高級EV「ルシードエア」が受注開始
https://clicccar.com/2017/03/20/455698/
トヨタ自動車が「EV事業企画室」を始動!電動化加速へ
https://clicccar.com/2016/12/05/423003/
【関連リンク】
CHAdeMO協議会
https://www.chademo.com/ja/