昨年8月にトヨタ自動車(以下トヨタ)の完全子会社となり、グループの中で軽自動車と新興国向けの小型車の開発を受け持つダイハツ工業(以下ダイハツ)。
同社は今年3月1日に創立110周年を迎え、持続的成長と発展を目指すため、2017年から2025年までの中長期経営シナリオ「D-Challenge 2025」を策定しました。
新たなグループスローガン「Light you up」の考え方のもと、「モノづくり」と「コトづくり」を主軸に事業を推進し、同社が得意とするインドネシアやマレーシアなどを中心にダイハツブランドを確立、経営基盤の強化に取り組むそうです。
「Light you up」には「光」、「軽やかさ」の2つの意味があるそうで、顧客ファーストに則り、きめ細やかな商品やサービスを実現することで、輝くライフスタイルを提供。環境負荷の少ないスモールカーで軽やかな気持ちを提供。
「モノづくり」では、親会社のトヨタと協力し、東南アジア諸国連合(ASEAN)等、新興国向けの小型車生産拡大を柱に、2025年度までに世界生産目標を2015年度比で100万台増となる250万台に設定しました。