トヨタ自動車によるクルマづくりの構造改革「TNGA」に倣い、新興国で求められるコスト競争力に対応するため、ダイハツ版となる次世代の設計・生産手法「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用。
第1弾として2020年までに「DNGA」を適用した軽自動車を国内市場に投入し、その後Aセグメントや、新興国向けのBセグメントの小型車に対しても、トヨタと投入時期を協議しながらスピード感をもって順次適用していくそうです。
情報によると、軽自動車の有力候補は、同社が前回の東京モーターショー15に出展したニューベーシックスモールカー「D-base」を具現化した、次期「ミラ」の可能性が高いようです。
また「コトづくり」では顧客や地域との接点拡大を進め、同社が貢献できるテーマで高齢者、女性、地方の人々等とのつながりを強化、いきいきとモビリティライフを過ごせる社会に向け活動を展開するそうです。
ダイハツでは電動化や自動運転、コネクティッドカーなどの先進技術において、軽自動車やコンパクト車ならではの仕様を想定、良品廉価なクルマづくりを目指す考え。
一方、新興国では、インド市場を主力にするスズキもトヨタとの提携関係を深めており、両社に対する今後のトヨタの「舵さばき」や棲み分けについても注目されます。
(Avanti Yasunori・画像:DAIHATSU)
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