2017年はプラグインハイブリッドに再び注目が集まりそうです。
トヨタからプリウスPHVが登場したと思ったら、元祖プラグインハイブリッドといえる三菱アウトランダーPHEVがスポーティグレードの追加やバッテリーマネージメントの改良などのマイナーチェンジを実施。もはや単なるハイブリッドには新鮮味がなくなっているとも言えます。
充電と給油で走ることのできる、使い勝手のよい、ちょっと未来のクルマとしてプラグインハイブリッドの人気は高まっています。
とはいえ、乗用車スタイルのプリウスPHVと、クロスオーバーSUVのアウトランダーPHEVでは同じプラグインハイブリッドといってもキャラクターも異なれば、装備も異なります。
一方で、充電したバッテリーだけで走ることのできるEV航続可能距離はプリウスPHVが68.2km、アウトランダーPHEVが60.2~60.8kmと、日常的にはガソリンを使わずに済むといえるほどの能力を有しています。
メーカー希望小売価格も、プリウスPHVが3,261,600円~4,222,800円。アウトランダーPHEVは3,659,472円~4,789,260円と、およそ40万円ほどの差はありますが、価格帯としては重なっています(いずれも消費税込み価格)。
では、この2台をライバルとして比べてみると、どのような違いがあるのでしょうか。