1989年に登場した初代スバルレガシィにより、従来のライトバンからステーションワゴンへと進化し、90年代に日本国内ではステーションワゴンブームが巻き起こりました。
一時のブームは落ち着きましたが、現在でも低重心により走行中の振動が少ないことや、広いラゲージスペースによる積載量の大きさから、ステーションワゴンは支持されています。今回は、国産・輸入車の最新ステーションワゴン5車種を紹介しましょう。
■ボルボ・V90
最もフレッシュなモデルが2017年2月に販売開始したボルボV90です。V90は日本国内において約19年振りに復活したフラッグシップモデル。2016年に登場したボルボXC90に初採用された新世代プラットフォームの「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)を使用した美しいスタイリングが特徴です。
電動開閉式のリアゲートを採用したラゲージスペース容量は5人乗車時で560L。60:40の分割可倒式のリアシートを倒せば最大1526Lまで拡大します。また、ラゲージに搭載した荷物を固定するグロサリーバッグ・ホルダーも装備しています。
ボルボV90には、前走車がなくても車線維持走行が可能なパイロット・アシストをはじめ、インテリセーフと呼ばれる15種類以上の先進安全技術を標準装備しています。車両本体価格は2L直4ターボエンジンを搭載したT5モメンタムの664万円から、2L直4ターボ+スーパーチャージャーエンジンを搭載したPHVのT8ツインエンジンAWDインスクリプションは899万円です。