トヨタが「i-ROAD」の進化版「i-TRIL」を公開!【ジュネーブモーターショー2017】

トヨタ自動車(以下トヨタ)が、9日に一般公開が始まったジュネーブモーターショーで、「アクティブリーン機構」を搭載した小型EVコンセプトモデル「 i-TRIL」をワールドプレミアしました。

コンセプトモデルの名称である「i」は私、「TRIL」はTRIple(3人)とLean(リーンテクノロジー)を合わせた造語で、デザインはフランス・ニースにあるトヨタの開発拠点ED2が担当。

ドア下辺がフロアレベルまで回り込んでおり、乗降時の足さばきが容易そうです。

同社は以前にも東京モーターショー2013で、旋回時の車体傾きを自動制御する「アクティブリーン機構」を採用した「 i-ROAD」を出展し、大きな話題を呼びました。

翌年にはフランスのグルノーブル市と共同で、同車を使ったカーシェアリングの実証実験を行うなど、世界に先駆けて新技術をアピール。

また2015年10月からは、カーシェアリング事業を手掛ける「タイムズ24」と共同で、パーソナルモビリティ・シェアリングの実証実験「Times Car PLUS×Ha:mo」を都内で運営するなど、「i-ROAD」を使ったカーシェアリングサービスを提供しています。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる