イタリアのスーパーカーブランドであるランボルギーニが、V10エンジン搭載車の頂点といえるランボルギーニ・ウラカン ペルフォマンテを公開しました。
ウラカン ペルフォマンテのボディはアルミニウムやカーボン素材などを採用し、車両重量は1382kgと約40kgの軽量化を実現。搭載されている5.2LV10エンジンの最高出力は従来の610psから640ps、最大トルク600Nmへとパワーアップし、0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は325km/hを超えるパフォーマンスを発揮します。
ウラカン ペルフォマンテはALAと呼ばれるアクティブエアロダイナミクスシステムを搭載。このシステムは設計、重量、性能面で統合制御され、500ミニ秒以内にフロントスポイラーに内蔵された電動モーターが作動し、理想的な空力特性をセットアップします。
その結果、ウラカン ペルフォマンテは2016年10月5月にドイツのニュルブルクリンク北コースで6分52秒51という生産車の新記録を樹立しました。
インテリアにはアルカンターラを使用し、オプションでYを刻印したスポーツシートも設定されています。駆動方式は第5世代となるHaldexのフルタイム4WDを採用したウラカン ペルフォマンテの車両本体価格は3163万8800円で、デリバリーは2017年夏からとなります。
(萩原文博)