欧州トヨタが開発した新型ヤリスと高性能モデル・Yaris GRMNがワールドプレミア【ジュネーブモーターショー17】

18年ぶりのWRCに復帰し、第1戦となるラリー・モンテカルロで2位、第2戦となるラリー・スウェーデンで早くも1位の座を獲得したトヨタ自動車(以下トヨタ)。

ラリードライバー、ヤリ-マティ・ラトバラの健闘で過酷なWRCを征したマシンがGAZOO Racingが送り込んだ「Yaris WRC」です。

ベースとなったYaris(ヤリス)の日本版「Vitz(ヴィッツ)」は今年1月にマイナーチェンジされていますが、その車両前後の意匠は歴代モデルで初めて南仏にあるトヨタのデザインスタジオ「ED2」が担当したそうです。

乗り心地、静粛性、振動レベルの向上に向け、吸気システムやエンジンマウントを新たに設計、ダンパーも変更するなど、安全性能の向上も含め、900以上の新部品を導入したといいます。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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