毎朝のテレビや雑誌などで代表的な「星座占い」や「血液型占い」などとともに馴染み深いのが「ラッキーナンバー」と「ラッキーカラー」。
愛車のナンバーを「ラッキーナンバー」にしたり、車体の色を「ラッキーカラー」にしたり、また納車日を「ラッキーナンバー」の日に、シートカバーを「ラッキーカラー」にするなど、選択を決めかねる際のきっかけにもなりますね。
過去の経験から「自分のラッキーナンバー・カラーはコレだ!」と信じている場合もあるでしょうが、ここでは、生年月日(西暦)で算出する「運命数(カバラ数秘術)」でラッキーナンバーを調べてみましょう。
算出方法は、例えば1234年5月6日生まれなら、1+2+3+4+5+6=21、さらに2+1=3、と一桁になるまで足します。最後に出た数字が、あなたの運命数というわけです。この運命数に、ラッキーカラーも割り振られています。
1=白
2=黒
3=青・緑・青緑
4=緑
5=黄
6=白
7=赤
8=白
9=紫
もしも「嫌いな数字・色」だという場合は、無理する必要はありません。あなたを幸せにするためのラッキーナンバー・カラーが、不快をもたらすのは本末転倒ですからね。
さらに数字そのものに意味があるとする「数意学」という考え方があり、画数で吉凶を判断する「姓名判断」も「数意学」になります。
数意学では、15、24、31、32、52を五大吉数に挙げており、これらを絡めるのも一つの方法です。
さてラッキーナンバーは分かったけど、どうもピンと来ない、という方。
古来、日本人は語呂合わせを好みます。占いとは少し違いますが、「おまじない」的に縁起担ぎとして活用しているのです。
その顕著な例が「御節(おせち)」。黒豆は「まめに働くように」、昆布は「喜ぶ(よろこんぶ)」、鰊(にしん)の卵・数の子は「二親(にしん)から多くの子ができるので子孫繁栄、という具合です。
ラッキーナンバーを軸に、語呂合わせで「55(GO GO)」「39(サンキュー)」、サーファーなら「1173(いい波)」、またギャンブル好きならラッキーセブン「777」など言葉や数字の響きにあやかるのもいいでしょう。縁起のいい語呂合わせの数字では、「1122(いい夫婦)」「2525(ニコニコ)」、などが人気です。
「ナンバープレートを変えるなんて面倒くさい」という方も、もし愛車を見るたび「他の番号がよかったなぁ」と思い悩んでいるならば、愛着がわく番号に変えた方が心も晴れ晴れしますよね。ナンバーを記入する機会のあるたびに、苦労して「命名」したかのような充足感を思い出すことでしょう。
クルマのナンバーを希望ナンバープレートにする場合、通常のナンバープレートよりも交付手数料が高くなってしまいます。また、人気のナンバー、例えば「1」や「777」、「8888」などは時間がかかったり、抽選になる場合もあります。
インターネットからも申し込みができますので、「希望番号制度」について詳しくは【希望番号申込サービス】(一般社団法人 全国自動車標板協議会)をご参照ください。
(松本しう周己)
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