デトロイトモーターショー17で、8代目となる新型カムリ(米国仕様)をワールドプレミアしたトヨタ自動車(以下トヨタ)。
カムリは1982年に発売以降、「トヨタのグローバルミッドサイズセダン」として世界10か所の工場で生産、100以上の国・地域で販売されており、累計販売台数が1,800万台を越えるなど、30年以上に渡って世界中のユーザーに支持されています。
同車は米国生産車の中で、15年連続の最多販売車種となっており、ケンタッキー州の工場で40万台/年近くを生産するなど、米国事業における重要車種でもあります。
新型の車両スリーサイズは全長4,880mm、全幅1,840mm、全高1,445mm、ホイールベースが2,825mm。国内仕様の現行モデル比で全高が25mm低いことからも、低重心化が図られていることがわかります。
また全長が30mm長く、ホイールベースが50mm長いことから、後席膝元スペースにいっそうの余裕が与えらている模様。