舗装とダートを混ぜたコースを5~6台で競争するという新しいスタイルで、アメリカでの人気が高まっている新世代モータースポーツ「レッドブル・グローバルラリークロス(GRC)」。そのマシンが日本のミニサーキットを走りました。
場所は埼玉県・本庄サーキット、走ったマシンは2016年モデルのスバルWRX STI GRC仕様( クリス・アトキンソン車)、ドライバーは世界の新井敏弘選手です。
市販車を改造したマシンですが、ラジエターは重量配分を考えて、キャビン内に置かれ、リアから熱を抜くといった「魔改造」と呼びたくなるスペシャルマシン。コクピットを見ても、着座位置は後方となり、シフトレバーのリンク構造からもわかるようにトランスミッションもリアに置かれています。これらも重量配分やマスの集中化につながる改造といえます。