すると、「それを出してしまうとバラバラになってしまうんです。カラーを絞り込んで、イメージを作る。それが大変なことなんですけど、いまはやらなければならないんです」という答えでした。
あんな色も、こんな色も、あったら確かに見て楽しめるし、選ぶ楽しさも増えるでしょう。けれど、それで一瞬だけ販売台数が増えても(購入者が別の色を選ぶだけで増えない可能性も大ですが)、長い目で見るとブランドが煩雑になるだけ、ということでしょう。
そういう背景で登場するロードスターのクラシックレッド塗装。発売モデルとなるのでしょうか?「オートサロンに出してみて評判がよければ・・・」とよく耳にします。みなさんも会場でその姿を確かめてからマツダ関係者に「出して欲しい」「出すべきでない」と訴えてみてはいかがでしょう?
個人的にはNDにもクラシックレッドはとっても似合ってるし、買うんだったらこれしかない、という気もしますが、それでは時代に逆行するだけで、デザインとともに進むべきカラーとしては、選択肢としてあるべきではない気もします。とてもカッコイイから、なんですけどね。
ちなみに、NDのチーフデザイナーでもある中山チーフエンジニアはクラシックレッドのNAをお持ちだと聞いたことがあります。
単なる試作か、市販モデルになるのか、東京オートサロン2017の「現実的な」大きな注目の的となりそうです。