2017年2月に国内発売がはじまるというマツダCX-5の詳細情報が発表されています。現在のマツダを支える新世代商品群の始点として誕生したCX-5が、より進化・深化した2代目になるわけです。
全身で、マツダのテクノロジーが正常進化していることを示す新型CX-5ですが、ここで注目したいのは『i-ACTIVSENSE』と称されるドライビングアシスト機能。
なかでも追従制御クルーズコントロール『MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)』は大きく進化しました。
従来はミリ波レーダーを用いるタイプでしたが、新型ではミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせることで追従可能なスピード域を0~100km/hと、同社としては初めて渋滞対応としています。これまでは30km/h以下になるとMRCCがキャンセルされていましたから、大きく利便性がアップしたというわけです。
さらに、センサーの併用によって「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」と呼ばれるエマージェンシーブレーキの性能もアップ。従来は約4~30km/hだった車両検知速度域は、約4~80km/hへと大幅に広がりました。また約10~80km/hの範囲で歩行者も検知するよう進化しています。
また、MRCCなどの情報を表示するヘッドアップディスプレイも、新たにガラス投影タイプの『アクティブ・ドライビング・ディスプレイ』へと進化。より明瞭に、また視線移動を最小限に抑えたインターフェイスとなっています。
(山本晋也)
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