■最優秀賞
低学年の部「まちじゅうキラキラバイク」(北海道2年生/仁田原こころさん)
バイクの前輪でゴミを拾い、フィルターでキレイな空気を作り、マフラーから放出するという、キラキラバイク。このバイクの良い所は、街をキレイにすることはもちろん、自動運転のため誰でも運転することができるんです! 仁田原さんは、学校に行くときに乗りたいと嬉しそうに話していましたよ。
高学年の部「捨てる果物や野さいの皮が洋服に!『世界一のエコ服せいぞう機』」(東京都4年生/南咲妃さん、2年生/南森譲くん)
ゴミになる食べ物の皮や種を捨てずに服になるので、無駄にならない。自分のオリジナルの服が作れて、香りを楽しめ、着ると幸せになれるという「エコ服せいぞう機」。一家に一台あったら、毎日が楽しくなりそうですね。兄弟での参加とだけあって、息もピッタリ。弟の森譲君がヴァイオリンを披露するというサプライズもあり、とても楽しいプレゼンテーションでした。
最後に審査委員長の茂木氏から参加者へ素敵なメッセージが。
「全員最優秀賞じゃダメなの?とホンダの人に聞いたくらい、どれも凄い作品でした。予算の都合でダメだったけど(笑)。夢はこれからのキミたちの人生において、とても大事なことです。夢っていうのは何かと言うと、一番遠くを見ること!今日発表してくれたことは、我々大人達に勇気を与えてくれました。日本はもちろん、世界、いや宇宙で活躍していく素晴らしい人になってください!」
大人では想像できないような、夢がたくさん詰まった「子どもアイディアコンテスト」。参加者の中から次の世代を担う技術者が誕生するかもしれません。楽しみですね!
(島田有理)