フォルクスワーゲン・ゴルフが2017年モデルでビッグチェンジを敢行!

2017_golf_gti_6618

LEDデイタイムランニングライトと組み合わせたLEDフロントライトが、ひと目でビッグチェンジを実施したことを理解させます。さらにフルLEDとなったリヤコンビネーションランプには光の流れる表現も与えられているということです。

また、先進安全技術に使われるレーダーをフロントグリルのエンブレム部分に仕込むことで、グッと雰囲気を変えているともいいます。レーダーを使ったアダプティブクルーズコントロールは渋滞対応にまで進化、レーンアシストと組み合わせることで、より自動運転に近いレベルのドライバー支援システムへと進化していることが期待できるのです。

インテリアでは、9.2インチタッチスクリーンの「Discover Pro」インフォテインメントシステムを頂点に、あらゆるグレードで進化しているのがポイント。シート地やインパネ加飾などキャビンの雰囲気も大きく洗練されていることがオフィシャルフォトからも見て取れます。

パワートレインもベンチマークにふさわしい進化を遂げています。スタンダードグレードには新世代の気筒休止システム付き1.5リッターエンジン「EA211」が搭載されるのがトピックス。新しい1.5リッターガソリン直噴ターボの最高出力は110kW、最大トルクは250Nmとアナウンスされています。

また7速DSG(デュアルクラッチトランスミッション)も新開発、これまで6速DSGだったグレードも順次、7速に置き換えられていくというのも見逃せない進化といえそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる