「ワクドキカー」製作で技術を競うイベントをトヨタが開催!

今回のコンテストで来場者の度肝を抜いたのが、車両技術開発部による、レクサス「GS F」を贅沢に丸一台使ったコンセプトカー。

フロントバンパーが前にせり出したかと思うと、ボンネットフード&ラジエータグリルが上方へ跳ね上がり、エンジンルームからエンジンに見立てた乗り物が出現。

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あっけにとられていると、今度は前方から何やら赤いエアバッグのような物がムクムクと膨れ始め、エアシリンダーで動き回るゴリラになるという、子供ウケ狙いの一台。

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今年の干支が「申(さる)年」であることや、エンジンに「猿人」をかけて、ゴリラを登場させたのだとか。(笑)

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コンテスト会場の審査員達もその奇抜さに驚きを隠せない様子。

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トヨタ自動車では、長らくこの「アイデアコンテスト」を継続しており、夢の有るクルマの開発を通して、来場者が一緒になって楽しめる機会を設けています。

社員による手作りコンテストだけに、豊田章男社長が提唱する「もっといいクルマづくり」にも、作品の製作過程で得た知識が活かされていくに違いありません。

Avanti Yasunori

【関連リンク】

TESフェスティバル
http://www.toyota.co.jp/jpn/insidetoyota/dreamers/

豊田市
http://www.city.toyota.aichi.jp/index.html

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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