今回のコンテストで来場者の度肝を抜いたのが、車両技術開発部による、レクサス「GS F」を贅沢に丸一台使ったコンセプトカー。
フロントバンパーが前にせり出したかと思うと、ボンネットフード&ラジエータグリルが上方へ跳ね上がり、エンジンルームからエンジンに見立てた乗り物が出現。
あっけにとられていると、今度は前方から何やら赤いエアバッグのような物がムクムクと膨れ始め、エアシリンダーで動き回るゴリラになるという、子供ウケ狙いの一台。
今年の干支が「申(さる)年」であることや、エンジンに「猿人」をかけて、ゴリラを登場させたのだとか。(笑)
コンテスト会場の審査員達もその奇抜さに驚きを隠せない様子。
トヨタ自動車では、長らくこの「アイデアコンテスト」を継続しており、夢の有るクルマの開発を通して、来場者が一緒になって楽しめる機会を設けています。
社員による手作りコンテストだけに、豊田章男社長が提唱する「もっといいクルマづくり」にも、作品の製作過程で得た知識が活かされていくに違いありません。
【関連リンク】
TESフェスティバル
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