もちろん、インパネには傷が付きにくい素材が選ばれていて、バッグの金具などが当たってしまっても傷つきにくく、目立ちにくいように配慮されています。
内装色はアイボリー調が基本で、「メイクアップ」系グレードには「ファインミント」や「ミストピンク」、「マイルドモカ」の差し色が入り、差し色が入らないベーシックな内装色のほか、シックで男性ユーザーにも受けそうな「ブラックインテリアパック」も用意。
なお、ドアアームレストとオーディオパネルまわりの差し色は、少しコストが嵩む塗装が採用されていますが、そのぶん艶(ツヤ)感が出されています。
それでも40代まで含めた女性層をターゲットにしているため、差し色が派手になり過ぎないようにミントでもピンクでも少し「くすませて」いるほか、同じ色でも面積の大きいグローブボックス部分を少し暗く、オーディオパネル部分を明るめにするなど、彩度を変えているそうです。
ピンクなどの差し色を派手になり過ぎないように「抑えた」のは、以前明るめの色を採用したところ女性からの恥ずかしい、という声もあったからだそうです。
なお「ブラックインテリアパック」のオーディオパネルやシフトパネルには、ピアノブラック調加飾が配されています。
(塚田勝弘)