新しいフォルクスワーゲン「ザ・ビートル」はどこが変わった?

なお、プレス向けの後に一般公開もされた発表会には、ベーシックな「The Beetle Base」は展示されませんでしたが、新デザインのフロントバンパー、リヤバンパー、リヤディフューザーにクロームを配した「The Beetle Design」が展示されていました。

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ブラックとベージュが用意される内装も新たなデザインが採用されていて、「The Beetle Design」には、ダッシュパッド、ドアトリム、ステアリングトリムをボディカラーと同色としているほか、ブラックまたはベージュの専用格子調ファブリックシートやオプション装備のレザーシートと組み合わせることより、最大32パターンのカラーコーディネイトからチョイスできるのもポイント。

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一方の「The Beetle 2.0 R-Line」には、3連メーター(油温計、ストップウォッチ、ブースト計)やアルミ調ペダルクラスターをはじめ、専用ファブリックシートが採用されています。なお、レザーシート(ブラックまたはベージュ)はオプションになります。

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車載インフォテイメントシステムも進化しています。

「App-Connect」を搭載した純正インフォテイメントシステムの「Composition Media」を新たに全車標準装備。スマホと接続するだけで、「Mirror Link」やAppleの「CarPlay」、Googleの「Android Auto」の利用が可能。

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安全面では、新たにドライバー疲労検知システムの「Fatigue Detection System」が全車に標準装備されたほか、「ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)」や「リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)」を「The Beetle 2.0 R-Line」に標準、「The Beetle Base」と「The Beetle Design」にオプション設定されています。

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大きなアピールポイントである多彩なボディカラー(カラーコーディネイト)に加えて、フォルクスワーゲン最新のコネクティビティ、安全装備が用意されたマイナーチェンジ後のザ・ビートル。現行ザ・ビートルが登場してからの数年間は、ゴルフに次ぐ販売の主力モデルだったそうですから、同社の販売巻き返しの切り札になるか注目です。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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