7月23〜24日にスポーツランドSUGOで開催された「2016 AUTOBACS SUPER GT Round4 SUGO GT 300km RACE」。GT300クラスもめまぐるしく順位が入れ替わる激しい戦いが展開されました。
7月24日の朝のフリー走行までウェットコンディションでしたが、ウォームアップ走行では完全にドライ路面。グリッドに並ぶときには全車スリックタイヤを装着しています。
そして決勝。ポールポジションの25番 VivaC 86 MC 土屋武士選手がホールショットを獲りますが、2番手には予選3位だった61番 SUBARU BRZ R&D SPORT 山内英輝選手が素晴らしいスタートを決め、 31番 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨宏紀選手を抜き去り第2コーナー立ち上がりでは2位に浮上します。
トップで先行するVivaC 86 MCとSUBARU BRZ R&D SPORTの差は徐々に開いていきます。そして3番手を走行する31番 TOYOTA PRIUS apr GTの背後には11番GAINER TANAX AMG GT3 ビヨン・ビルドハイム選手が迫ります。
順風満帆に見えたVivaC 86 MCですが、GT300の25周目の最終コーナーで5番マッハ車検 MC86 山下潤一郎選手がクラッシュ。セーフティーカーの導入となり、VivaC 86 MCが築き上げた8秒のアドヴァンテージが振り出しに戻ってしまいます。