新しいプリウスPHVは4人乗り ─ トヨタ「プリウスPHV」画像ギャラリー

ボディサイズは、ノーマルのプリウスよりも全長が105mm長い、全長4645×全幅1760×全高1470mm。ホイールベースは2700mmで同値になっています。車両重量は1510kgで150kg重くなっています。

重量増がハイブリッド走行時の実燃費にどう影響するかも気になるところ。

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エンジンは素のプリウスと同じ「2ZR-FXE」型の1.8L直列4気筒DOHCで、98ps/142Nm、トランスミッションも同じ電気式無段変速機。

モーターは駆動用に加えて発電用モーターも駆動時に使われるようになり、モーター形式は「1NM」に「1SM」が加わり、「1NM/1SM」となっています。

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駆動用モーターの最高出力は53kW(72ps)、最大トルクは163Nmとノーマルのプリウスと変わっていませんが、発電用モーターの「1SM」が駆動にも使われることで23kW(31ps)、40Nmという出力とトルクを得ています。

ただし、システム最高出力は90kW(122ps)でプリウスと同値で、先代プリウスPHVの100kW(136ps)よりも若干下がっています。

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すでにテストコースでの走行試験はもちろん、販売店関係者によると営業担当者のトレーニングも実施されているそうですから、ほぼこのまま市販化されるのは間違いなく、あとは値付けがどうなるかが最大の注目ポイントになりそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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