メルセデス・ベンツVクラスがアドブルー・タンクの大型化と新グレードを追加

その走りっぷりは、ディーゼルターボらしい分厚いトルク感を味わうには重量が重すぎる印象がありますが、シーンを問わず過不足なく走るのはいかにも欧州の実用車的な走りといえそう。

その、Vクラスが6月1日に一部改良を受けました。

全車、尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」タンクの大型化(11.5Lから25Lに拡大)を実施し、補充サイクルが大幅に伸び、約2万kmまで継続走行が可能となっています。なお、 アドブルーの補充サイクルはあくまで目安で、使用環境や運転方法に応じて異なるとしています。

さらに、新グレードの「V 220 d Sports long」を追加しています。

ベース車は「V 220 d AVANTGARDE long」で、内・外装のスポーティでスタイリッシュな印象をより強調する「AMGライン」を採用。

エクステリアには、「AMGデザインエクステリア (フロントスポイラー、リヤバンパー、リヤルーフスポイラーリップ)」、専用となる19インチ「AMG 7ツインスポークアルミホイール」を用意し、スポーティムードが強調されています。

V220d_Sports_long3

一方のインテリアには、カーボン調インテリアトリム、ステンレスアクセル&ブレーキペダル(ラバースタッド付)を装備。さらに、現在販売中のVクラスとして初めてパノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)を標準装備しているほか、安全性を高める最新の「レーダーセーフティーパッケージ」も標準装備。

価格帯は550万〜819万円で、新設定された「V 220 d Sports long」は819万円という最上級グレードになっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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