──まずはリアシートに座ってみましょうか。
(高橋)「小さいボディだから狭いかなと思っていましたが、けっこう広いんですね」
──リアシートを車両のできるだけ後方に配置してこの広さを実現しているんですよ。
(脇田)「パッソの後席なら、友だちとフル乗車してもキツくなさそう。こんどは運転席に座ってもいいですか?」
──もちろんです、どうぞ。
(脇田)「運転席に座ってわかったけど、パッソは背が高いんですか? 座面が高い位置にあるので運転しやすそう」
──先代モデルより10mm低くなっていますが、座面の高さやボンネットフードを高くすることで運転中の見切りのよさにこだわった形に設計しているんです。
(高橋)「シートのクッションが厚いですね。しっかり作られていることがよくわかります」
──パッソ自慢のひとつがシートと言えるかもしれません。クッションの厚みや形状にこだわったのはもちろん、腰部を支持し適切な姿勢を保持することなどを目標にシートの骨格とパッド構造を見直しているのです。
(高橋)「そうなんですね。あと、クッションパッド部の模様が他の部分と違っているのがカワイイです」
(脇田)「カワイイといえば、エアコンの風が出るところ(サイド空調吹き出し口)のデザインもそうですね♪」
(高橋)「(インパネが)2トーンになっているのも、女子的にはカワイイと思いますよ」
──パッソにはキャンパスクイーンから見てカワイイ部分が多いクルマなんですね。では、このままクルマを走らせてみましょう。