飛行時のタイム加算に繋がるペナルティーに大きな変更はありません。
・スタート時の速度超過:200マイルを超えると1秒加算。201マイルを超えると失格。
・ゲート(2本のパイロンで構成される関門)通過時の高度と飛行姿勢が水平(前後・左右で各10度以内)を保っていないと2秒加算
・パイロン接触:1本毎に3秒加算 ※3本接触で失格
・スモークが連続して出ない:1秒加算
・10Gを越えての旋回:即失格
2010年までは最大許容Gは12Gとなっていましたが、10年に大会での練習中に事故が2度起きました。2014年の再開後は機体への負荷と安全性を考慮され最大値は10Gに引き下げられました。
今年からGを検知するセンサーシステムが変更になり、開幕戦では失格者が続出。室屋選手も2戦連続でその餌食となっています。
対策はセンサーの値を飛行して体で覚え込むしかありません。千葉戦までに修正できていることに期待しましょう。
(川崎BASE・Photo:Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool)