あの新型NSXが日本先行上陸! ただしギアだけ?【人とくるまのテクノロジー展】

日本は自動車大国といわれるほど大きな産業となっていますが、クルマを作るためには、トヨタやホンダといった自動車メーカーだけではできません。

サプライヤーと呼ばれる多くの部品メーカーや、計測機器や工作機械を作る会社があってこその自動車産業です。

そうしたさまざまな企業が一堂に会する大イベントが「人とくるまのテクノロジー展」。毎年、5月にパシフィコ横浜において、公益法人 自動車技術会が主催する展示会・企画会議です(6月にはポートメッセなごやでも開催予定)。

各社が技術をアピールする場だけに、その出展物は先行開発品も少なくありません。

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500社以上が出展した、2016年の人とくるまのテクノロジー展2016横浜。

そのなかに、北米でユーザーに届き始めたというホンダのフラッグシップ・スーパースポーツ「NSX」の部品を見ることができるブースがありました。

そのパーツが飾られているのは、二輪用サスペンションなどで知名度の高いショーワのブースです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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