塚本奈々美のRALLY YOKOHAMA参戦レポート

さる5月21、22日、横浜市の総力をあげて大会を盛り上げるラリーヨコハマが開催され、私塚本奈々美がコドラの女子カート部(JKB)サヤカとともに参加しました。

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マシンはポルシェ911T、1972年生まれですが、80才のクラシックカーも参戦する中では「若手」の車です(笑)

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参加資格は1974年以前に製造されたクルマで、4回目となる今回は86台ものクラシックカーがエントリーしました。華やかなイベントレースですが、クラシックカーラリーレースの国際ルールが適用され、競技性も高いラリーです。

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当日受付ではじめて知る今回のコース、そして順位を決めるPC(ライン踏み競技)。私たちは初参戦ながら、競技に参加するからには上位に行きたい!と鼻息荒くコースを読み解き、ライン踏み競技の作戦を立てました。

そこでライバル車たちを覗き込んでみると、何やらコンピューターのような機械がついてることに気が付きました。ライン踏み競技ではスタート位置で初めて距離と、そこまでを何秒で行かないといけないかを知らされます。

単純な競技ではありますが、1000/1秒を争う世界であり、そのためには皆さんは特別なセンサーを搭載されているとのこと。

そうした設備を持っていない私たちは、キッチンタイマーを5個並べ た板を用意。さすがに千分の何秒を戦うには正確さにかなり問題はありますが(笑)、中間の順位では80台中54位。最終的には57位で競技を終えましたが、「キッチンタイマーでその成績は立派だよ〜!」とベテラン参加者の方々に褒められました。

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このライン踏み競技以外は、ルートを順序を追って走る必要はあるものの、時間内にチェックポイントにつかないといけない訳でもなく、自由に休憩をしたり、のんびりとドライブができる優雅な競技です。

何台ものクラシックカーが並んで走っていると、普通の農道も何の変哲もない橋もすべてが絵になるのがとても不思議で感動的でした。ランチ会場の駐車場もまるでミュージアム!

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街中では男の子も女の子も、車を指さし「あの車かわいい!」、「カッコイイ!」と叫びます。ツーリングを楽しむ人たちとは、すれ違いざまにお互い親指を立て挨拶を交わす。色んな人が街角で手を振り、家から出てきて笑顔を見せていました。

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普段のサーキットとは違う、優雅で素敵な2日間を過ごさせて頂きました。次の機会にはぜひもっと準備して臨み、上位を狙いたいと思います。

(塚本奈々美 MotorFan’sYEAR2016 PR大使)