【SUPER GT2016】17歳の小高一斗選手、FIA-F4富士2連戦を史上最年少優勝で2連覇!

SUPER GTと併催で開催されるステップアップフォーミュラーのFIA-F4。5月3〜4日のSUPER GT富士戦でもFIA-F4が2戦設定されていました。

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この富士2連戦をなんと連覇したのは、日本のFIA-F4史上最年少の17歳と1ヶ月ちょっとで優勝となる小高一斗選手。

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昨年から出場していた小高一斗選手ですが、昨年の開幕戦岡山ではまだ15歳であったためにフォーミュラー限定の特別ライセンスが発給されず、続く富士戦からのデビューとなっていました。そのデビューから丸一年で表彰台の頂点、それも2連戦を2連勝という快挙で飾りました。

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SUPER GT1戦に対して2戦設定されるFIA-F4は、1回の予選で2レース分の順位を確定させますが、その方式が結構シビア。

ベストタイムが1日目の決勝順位に、セカンドタイムが2日目の決勝順位となるため、予選では平均的にタイムを出していかなくてはなりません。

その予選を2戦両方で2番手と好位置につけた小高選手。

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FTRSの校長でもある関谷正徳さんもグリッドで激励!

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1日目の第3戦では絶妙な好スタートでホールショット!序盤をトップでリードしますが、途中6周目辺りで周回遅れに手こずり順位を一つ下げてしまいます。

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しかし果敢に攻め続ける小高選手は10周目、ストレートを4ワイドになるような展開で第1コーナーであるTGRコーナーを一歩も引かずに勝負を仕掛け、立ち上がったときには首位に返り咲くという見せ場を作ってくれました。

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その後、2番手から4番手が絡む接触でトップ争いをしていた3台が消えると、小高選手はそのままチェッカーフラッグを受けて優勝!

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この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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