20馬力ダウンは軽量化でカバー!STIのNBRチャレンジ、連覇目指しシェイクダウン!

このリストリクターの件はSTIの平川社長曰く「アウディに勝ってしまったので厳しくされた」とのこと。

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昼ごろに行われた記者会見で辰巳英治総監督は「リストリクターを1mm小さくされたことで20馬力のパワーダウンとなっています。300馬力そこそこのマシンで20馬力ダウンはかなり厳しく、我々以外にも協賛各社、サプライヤーの皆様のご尽力とご協力で軽量化と空力を徹底的に見直し、昨年並みの競争力を持てるようになったという手ごたえを得ました」と語ります。

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ドライバーはカルロ・バンダム、マルセル・ラッセー、ティム・シュリック、そして山内英輝という、辰巳総監督の言うところの「昨年の優勝を勝ち取った信頼を置く4名のドライバー」が採用されています。

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その山内選手がシェイクダウンを担当。記者会見では「昨年初めてニュルに挑戦しましたが、夜、雨が降っている時にスリックタイヤで走っていたときは生きた心地がしませんでした。でも、それを乗り越えて優勝を飾ることができた時は、人生でいちばん感動しました。ぜひその感動を今年も分かち合いたいと思います」と語っています。

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個別のインタビューでも「とにかくサプライヤーさんの協力のおかげで参戦できるようになった」と語る辰巳総監督。それだけパワーダウン分の戦闘力確保には苦労があったようです。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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