Sクラスクーペを彷彿とさせる佇まいの新型Cクラスクーペ。そのスタイリングを流麗かつスポーティに見せているポイントは、ドアミラーの位置にあります。AMG GTのようなスーパースポーツにならい、ドアから立ち上げるようにミラーを配置しているのです。
そのボディは空力性能とキャビンのパッケージをバランスさせたもので、ホイールベースの延長などにより前席を中心にスペースを拡大。また、空気抵抗係数(Cd値)は先代の0.27から0.26へと向上させています。
そのボディの中には、フロント4リンク、リヤにマルチリンクという凝ったサスペンションが与えられ、さらに走行状況に応じて減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムが採用されました。