スポーティムードをより高めた人気のトヨタ・クラウン「アスリート」はどこが変わった?

スポーティかつ押し出し感のある「アスリート」系が人気を集めているのは、外観デザインが大きいと思われますが、マイナーチェンジ後はフロントバンパー下端まで延長されたフロントグリルの枠が低重心を強調し、より迫力を増した顔つきに変更。

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さらに、グリル両側のバンパーはコーナーへの張り出しと、後方へ向かう立体的な造形というふたつの大きな流れにより、ワイド&ローのスタイルを強調。

ヘッドライトは、1灯でロービームとハイビームの切り替え可能な「Bi-Beam LED」となり、デイライト機能付の面発光LEDクリアランスランプを採用することで、目元をより印象づけています。

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リヤは、コンビランプをひと回り大きなリング形状にすることで、立体感を表現していますが、フロントほど大きな変化は感じさせません。

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室内は「トヨタ」ブランドの最上級セダンにふさわしい質感が見どころですが、メノウ(石英の微細結晶の集合体で、層状または縞状の模様のある鉱物のこと)の積層柄加飾パネルの採用により、工芸品のような透明感と深みを表現。

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なお、ターボエンジン搭載車には専用の内装色プルシアを加えることで、若々しさとスポーティさを増した内装となっています。

安全装備では世界初採用の「ITS Connect」が注目ですが、路車間通信、車車間通信の両システムともにインフラ整備と採用車両の増加が欠かせないだけに、現時点ではほかの安全装備も気になるところ。

具体的には、走行中にドアミラーで確認しにくい後側方の車両をレーダーで検知し、LEDインジケーターが点灯・点滅することでドライバーに注意喚起する「ブラインドスポットモニター」を用意。

ほかにも、「インテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能・駐車空間認識機能・ハンドルセレクト機能付)」を設定するなど、ドライバーサポート機能を充実させていますが、次世代安全装備の要であるはずの「Toyota Safety Sense P」がなく、早めの設定が待たれるところです。

(文/塚田勝弘 写真/佐藤靖彦)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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