【動画】日本発“水上走行”できるEV、来秋タイで発売へ!

2013年に開発をスタート、車体サイズは全長約2.5m×全幅約1.3m×全高約1.6mと小型ですが、大人4人が乗れるスペースを確保しており、バイクのようにステアリングにアクセル、ブレーキを設けるなど、足元にペダル類は無いようです。

FOMM(出展 ThaiPBS)

高効率イン・ホイールモーターを前輪に搭載しており、最高速度は85km/h、満充電での最大航続距離は150kmで、水害発生時にはスクリュー状にデザインされたホイールの回転を推力に変えて水上を進みます。

FOMM(出展 ThaiPBS)

着脱可能なカセット式バッテリー(最大容量 6kWh)を搭載、家庭内での充電や非常用電源としても使用可能で、満充電までの所要時間は220~240Vの電源で約3時間。

FOMMFOMM
(出展 ThaiPBS)

もともと欧州の規格をベースに開発されており、欧州への輸出も視野に入れているそうで、タイに続きインドネシアとマレーシアに展開する予定とか。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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