若い顧客は、クルマの見た目や運転の楽しさを重視する一方で、実用性を重んじる傾向にあり、トヨタブランド車も若い顧客が求めるダイナミックな外観や運転の楽しさを評価してもらえるクルマに変化してきたことから「サイオン」ブランドとして当初の目標を達成したと判断。
ブランド移行は今年の8月から開始し、サイオン車は2017モデルイヤーより、モデル名を残したままトヨタブランド車として取り扱われることになるそうです。
具体的には、「FR-S(日本名:86)」、「iA(デミオOEM)」、「iM(日本名:オーリス)」はトヨタブランド車となり、「tC」は2016年8月に生産を終了。
昨年のロサンゼルスモーターショーで披露した「C-HR」は、トヨタブランド車として米国に導入されることに。
昨今、ダイハツの完全子会社化や新興国での販売テコ入れを目的にスズキとの提携を模索するなど、持続的成長に向けてダイナミックな動きを見せるトヨタ。
同社の今後の動きが注目されます。
【関連記事】
2015年世界販売トップのトヨタ、国内販売も回復基調!
https://clicccar.com/2016/02/02/351907/
トヨタ自動車がダイハツ工業の完全子会社化を正式発表!
https://clicccar.com/2016/01/30/351768/
世界販売4年連続首位のトヨタ、スズキとの協業を模索か?
https://clicccar.com/2016/01/28/351527/
トヨタ、2017年米国販売を過去最高の264万台で計画か?
https://clicccar.com/2016/01/22/350107/
トヨタ、新型プリウスの2016年世界販売を35万台に設定!?
https://clicccar.com/2015/12/12/343306/