「スポット溶接増し」のアクア スポーツコンバージョン「G’s」登場、222万円

マイナーチェンジにより、世界トップの燃費性能37.0km/L(JC08モード燃費)へと進化したトヨタのハイブリッドカー「アクア」。そのスポーツコンバージョン車シリーズとして、「G SPORTS」 、通称G’s(ジーズ)がアクアに設定され、21013年12月9日に発売されることになりました。

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 Gグレードをベースに新設定された“G’s” は、「走りの楽しさ」「操る喜び」を追求するため、コイルスプリングやショックアブソーバーに専用チューニングを施したサスペンションを採用。

さらに、補強材や溶接スポット打点の追加によりボディ剛性を向上させるといった本格的なチューニングを受けています。フットワークは、専用17インチアルミホイールとポテンザRE050A(195/45R17)を組み合わせにグレードアップされています。

独自のアピアランスチューンもG’sシリーズの特徴です。前後とも専用デザインのバンパーに変わっているほか、G’s エンブレムをフロントフェンダーやバックドアに配することで、メーカー製のスポーツコンバージョンであることを示します。

運転席および助手席をG’s エンブレム付専用スポーティシート(アルカンターラ表皮)としたほか、シルバーステッチを施したシフトノブやアームレスト付センターコンソールボックス、ラメ入りピアノブラック塗装のステアリングホイールやパワーウインドウスイッチベース、アルミ製のペダルなどによるインテリアもスポーティ感をプラスしたものへとなっています。

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なお、アクアG“G’s”は、架装車両のため、持ち込み登録。メーカー希望小売価格は222万円となっています。 

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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