運転能力に過信?高齢者層増大で「自動運転」実現急務 !

そうしたなか、50歳以上を主としたシニア世代向け宿泊予約サービスを提供する「ゆこゆこ」が興味深いアンケート結果を発表しています。

同社が50代以上の男女計2,166名を対象に行ったインターネット調査結果によると、

運転頻度:70代以上の6割以上がほぼ毎日運転
旅行時の運転距離:70代以上の3割が500km以上運転
クルマの買い替え意向:全体の半数がエコカーを検討中
運転支援システムへの関心:70代以上の約8割が興味
運転免許返納への意思:70代以上でも6割超が保有希望

となっており、70代以上の高齢者でも旅行時の運転距離が長く、クルマの安全性や経済性を重視、運転支援システムへの関心が高く、運転免許保有への意思も高いとの結果が出ています。

img_88657_6(出展 ゆこゆこ)

やはり高年齢者ほど運転経験の長さから運転に自信を持っているようで、今後もなるべく長く運転を続けたいという思いが窺えます。

自身の健康状態やライフスタイルによって、運転を続けるか、免許を返納するかを判断することが望まれますが、その一方でドライバーの高齢化に伴う事故防止の観点からは自動運転機能の必要性が確実に高まっているといえそうです。

(Avanti Yasunori)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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