ヤマハ、モトボットでのサーキット走行実現へ開発を加速

ヤマハ発動機(以下、ヤマハ)は、開発中のヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT(以下、モトボット)」によるサーキット走行実現へ向けて、米国の研究機関である「SRIインターナショナル(以下SRI)」と、引き続き、共同開発を行っていくことで合意した模様です。

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この合意は、SRIのサイトで発表されたもので、ラスベガスで開催されたCESにおいて1月8日に両社担当者が、モトボットのサーキット走行実現へ向けての開発加速についてプレゼンテーションを行った、ことが明らかになりました。

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モトボットとは、二輪車自体には改造を加えずに二輪車にロボットがまたがった状態で自律運転を実現するヒト型自律ライディングロボットのことです。このモトボットは、昨年開催された第44回東京モーターショーにも出展されて話題を集めました。

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ヤマハはモトボットで2017年には時速200kmを超えるサーキット走行を目指している模様で、現在の開発段階は自律走行を実現した第1フエーズで、続く第2フェーズではサーキットでの自律走行の実現に向けた基盤技術の開発をSRIと共同で進める意向のようです。

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SRIは、米国のスタフォード大学が設立した研究所が発展した研究機関で、現在では世界でもっとも大きな研究機関のひとつと言われています。

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今後のモトボット・プロジェクトで、ヤマハは、SRIの世界的に有名なロボット工学プログラムと協力して、現状のヒューマノイドロボットの技術レベルを超えたモトボットによるサーキット自律走行の実現を目指しています。

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このモトボット・プロジェクトが成功して、モトボットが二輪車に跨ってサーキットを高速走行する姿が実現する日も遠くないかも知れません。

(山内 博 画像出展:ヤマハ、SRI)