2015年10月、2015年11月の軽自動車セールランキングで連続して4位につけるという好スタートを見せたダイハツ・キャストも市場存在感という意味では注目のニューモデルです。
現段階で判断するのは時期尚早かもしれませんが、過去にスズキMRワゴン、ホンダN-ONEなどがチャレンジしてきた全高1600mmを超える付加価値系モデルというカテゴリーが、いよいよ本流になってくるかもしれないという予感を、キャストのラインナップや初期セールスに感じたのです。
「スタイル」、「アクティバ」、「スポーツ」という3つのバリエーションを展開するという提案に対する市場の反応など、先々の行方も気になるモデルなのです。はたしてキャストの提案が一時的なものなのか、10年は続くムーブメントになるのか。その辺りが不明だったのが1点にとどめた理由です。