【CCOTY2015】マーケットに新風を吹き込むトヨタ・シエンタに10点

2015年10月、2015年11月の軽自動車セールランキングで連続して4位につけるという好スタートを見せたダイハツ・キャストも市場存在感という意味では注目のニューモデルです。

2015cast_style_000000005

現段階で判断するのは時期尚早かもしれませんが、過去にスズキMRワゴン、ホンダN-ONEなどがチャレンジしてきた全高1600mmを超える付加価値系モデルというカテゴリーが、いよいよ本流になってくるかもしれないという予感を、キャストのラインナップや初期セールスに感じたのです。

「スタイル」、「アクティバ」、「スポーツ」という3つのバリエーションを展開するという提案に対する市場の反応など、先々の行方も気になるモデルなのです。はたしてキャストの提案が一時的なものなのか、10年は続くムーブメントになるのか。その辺りが不明だったのが1点にとどめた理由です。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる