日産の次世代・国産V6エンジンは水冷インタークーラーで400馬力の3.0リッターターボ

VR30twinturbo

従来のVQエンジンよりも軽く小さく作られているというのが特徴で、またフリクションも低減しているといいます。

フリクション低減のキーテクノロジーは「ミラーボアコーティング」。ピストンが往復するシリンダー内壁にコーティングを施した後、処理をすることで鏡面状として、従来比40%もの摩擦低減を果たしているということです。

コンパクト化に効いているのは「エキゾーストマニホールド内蔵エンジンヘッド」。マニホールドを短くすることで排気の熱エネルギー損失を最小限にしてターボチャージャーに送ることができ、また触媒の活性化を速めることで排ガス浄化性能も期待できるテクノロジーです。

燃料噴射は、もちろんDIG(筒内直接ガソリン噴射システム)となり、バルブタイミング調整機構は電動式となっています。

ターボチャージャー関連では、電制アクチュエーターの採用による緻密なブースト管理、水冷インタークーラーが短い配管と確実な冷却で、レスポンスと高効率を高めているということです。

エンジンの生産を担当するのは、いわき工場。搭載車は日産の高級ブランド「インフィニティ」から2016年に登場するモデルになることがアナウンスされています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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