スバルの2.0リッター直噴ターボエンジンが2年連続アメリカで高評価

アメリカで販売されているスバルWRXに搭載される「FA20」型2.0リッター水平対向4気筒ガソリン直噴ターボエンジンが、自動車専門メディアであるワーズ社の2016 ワーズ「10ベストエンジン」賞(Ward’s 10 Best Engines)に選出されました。

2015YM_SubaruWRX_023

アメリカ仕様では最高出力268hpとなるFA20・DITエンジンは、日本でWRX S4やレヴォーグに搭載されているユニットとは仕様が異なりますが、トルクフルなパフォーマンスと燃費性能28MPG(ハイウェイモード・およそ12km/L)という環境性能をバランスさせていることが高い評価につながったといいます。

なお、スバルとしては、2003年、2009年の「EJ25」型2.5ℓ水平対向4気筒ターボエンジンの受賞、2012年の「FA20」型2.0ℓ水平対向4気筒エンジンの受賞、2014年の「FA20」型水平対向4気筒直噴ターボエンジンに続く、2年連続5度目の「10ベストエンジン」受賞になるということです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる