マツダ・SKYACTIVE-Rの開発はここまで進んでいる!

先頃閉幕した東京モーターショー15では、ロータリーエンジン搭載前提のコンセプトカー「MAZDA RX-VISION」が出展車の中でもひと際大きな注目を集めました。

MAZDA_RX-VISION

これまでロータリーエンジン復活に否定的だった小飼社長がプレスカンファレンスで

現在はロータリー車の量産を行っていませんが、もう一度世の中に受け入れて頂ける日が来る。私達の描いた将来の夢を形にしたのがRX-VISIONです

と説明。

同社はこの次世代ロータリーエンジンに、SKYACTIVと同じ志で動力性能、環境性能を高めるブレークスルーを意図して「SKYACTIV-R」と命名したとしています。

MAZDA_RX-VISION

今回の同社の発表からは、4年以上前より数回に渡ってお伝えしてきたマツダのロータリーエンジン復活へのシナリオに既にスイッチが入っていることを充分窺わせます。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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