マツダ・SKYACTIVE-Rの開発はここまで進んでいる!

一方で、ロータリーエンジンが従来から抱えている“排ガス規制対応”や“燃費”の壁を同社が如何なる手法でブレークスルーしようとしているのかが大いに気になるところ。

トヨタのハイブリッド技術と融合させれば、それが可能になるかも…と、これまで何度か記してきましたが、驚くことに、今年5月13日にマツダとトヨタが突如共同記者会見を開き、両社による包括提携を発表しました。

報道陣からは当然ながら経営好調な両社がこの時期になぜ提携?の質問が集中。

これに対し両社は「もっといいクルマづくり」の説明に終始していましたが、トヨタとBMWの提携による次期スープラの開発のように、何かワクワクする化学反応が起きるかもしれないとの確信をいっそう深めた次第。

TOYOTA_MAZDA

トヨタとの提携により、次世代ロータリーエンジンにバッテリーとモーターを組合わせてハイブリッド化することにより、燃費と排気ガス規制を一気にクリアする等の構図が見えてきます。

というのも、今回のロータリースポーツとは発想は異なりますが、同社は一昨年、発電用の小型ロータリーエンジンをEVに搭載したハイブリッド仕様の「デミオEX」を発表済みだからです。

ロータリーエンジンとモーターは共に回転体による動力発生装置であり、相性も良い筈で、振動も少なくEV並みの鋭い加速性能が期待できそうです。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる