1960~1970年代に、北米市場を中心に人気を集めたライトウェイトオープンカー「フィアット124スパイダー」が、マツダ・ロードスターのシャシーを得て、現代に蘇ったのです。
キャビンまわりは共通に見えますが、ボディは前後ともにフィアット124スパイダーの専用デザイン。六角形のハニカムグリルや2つの膨らみを持つボンネットは、まさに歴史を感じさせる初代モデルからスピリットを受け継いだことを示すディテールです。
その特徴的なボンネット下に収まるのはフィアット製の1.4リッター「マルチエア」ガソリンターボエンジン。最高出力160馬力、最大トルク184 lb.-ft.は、ロードスターの北米仕様に積まれる2.0リッターエンジンのスペックも上回るもので、シリーズ最強といえる心臓部。
そのマルチエア・ターボエンジンには6速MT、6速ATが組み合わせられるということです。