【東京モーターショー15・ベスト3】数あるコンセプトカーで完成度の高さダントツはスバルの「VIZIV FUTURE CONCEPT」!

続いてベスト2はこのクルマ。

「Nissan IDS Concept」

NISSAN_IDS_Concept

ロングホイールベースの恩恵により、ハッチバックでありながらも、大人4人がゆったりとくつろげる室内空間を確保しています。

その外観は低重心デザインによる堂々としたフォルムをしており、フロントノーズからリヤにかけて流れるような空力ボディは見る者を魅了する仕上がり。

NISSAN_IDS_Concept

シャープさを兼ね備えた張りのあるボディはこれまでの同社の市販モデルに共通する有機的な面作りとは一線を画すものになっています。

近頃流行の兆しを見せるフローティング・ルーフを採用。これがもし将来の「リーフ」なら驚きです。

インテリアではドライバーの意志で自動運転用の「パイロットドライブモード」を選択した時、ステアリングが姿を消し、インストルメントパネルの中央に大型のモニターが姿を表すトランスフォーム・スタイルになっているのが大きな特徴です。

NISSAN_IDS_Concept

自動運転中は4つのシートが少しだけ内側に回転、乗員が同じ風景を共有することで、リビングルームにいるような心地良い空間の中で、コミュニケーションを取ることができます。

また「マニュアルドライブモード」を選択すると、ルーミーなインテリアはドライバーがドライビングを楽しむための空間へと変貌。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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