【東京モーターショー15・ベスト3】どんなエンジンを積んでいるか想像するのもコンセプトカーの楽しみ

ベスト3に加えて、番外編として推しておきたいのがマツダ「RX-VISIN」。

新世代ロータリーエンジンを搭載すると高らかに宣言された2シータークーペは、まさに第44回 東京モーターショーの主役といえる注目度の高い一台です。

mazda_RX-Vision_front

ただ、このコンセプトカーも多くのクルマ好きから指摘されているように、2ローターエンジンを搭載するにしては、少々ロングノーズすぎるように見えるのも事実でしょう。

ということは、プラットフォームを共用してV6エンジンや大柄な4気筒ディーゼルターボを縦置きにしたセダンなどを想定しているのかもしれません。

それとも余裕のエンジンルーム内で、ロータリーエンジンにモーターなどのハイブリッドシステムをプラスすることで環境性能をクリアするといった予想も聞こえてきます。いずれにしても、様々な想像が広がります。

作り手の夢を詰め込んだコンセプトカー、ユーザーとしては、その夢を膨らませるのも、またモーターショーの楽しみ方ではないでしょうか。

(撮影・文 山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる