2015年10月31日、圏央道の埼玉県内の桶川北本IC〜白岡菖蒲ICが開通し、東名高速から東北道までが繋がりました。
ネクスコ中日本の発表によると、これまで東名高速から都心を経由して目的地へ向かっていたクルマの割合はこれまでの約9割から約2割へと減少します。
そして東名高速の厚木IC〜関越道鶴ヶ島ICまでの所要時間は首都高経由の約100分から圏央道経由の約50分に短縮されると予想しています。
しかし、東名高速から圏央道外回りに向かう海老名JCTは慢性的に渋滞が発生するポイントです。それは東名高速上り線と下り線から圏央道に向かランプウェイが一度合流し、その後圏央道の本線に合流するからです。この区間は1日に約2万3000台の交通量があり、平日の通勤時間帯に名高速上り線と下り線から圏央道に向かランプウェイ部分で渋滞が発生しています。
この渋滞を解消するために10月30日より、東名高速海老名JCTの外回り方面のランプウェイを暫定的に2車線での運用を開始しました。
この結果、東名高速上り線と下り線から圏央道外回りに入る際に合流がなくなり、ランプウェイの車線が2車線となります。また、茅ヶ崎方面からの圏央道本線は一部が2車線から1車線となり東名高速からの合流を優先するような運用となりました。
この2車線の運用によって渋滞が解消されて目的地に早く到着できるようになります。秋の行楽シーズンはこれでバッチリですね。
(萩原文博)