さらに「HVやFCVなどはいずれもこれまで“非常識”とされてきたものだが、“非常識”はやがて“常識”になり、居心地の良い場所になる」、「しかしこの居心地の良い場所から抜け出さなければ未来を切り開くことはできない」とも。
「できない、無理と諦める理由はいくらでも有るが、ゼロ打数、ゼロ安打では世の中何も変わらない」、「ヒットを打てるかどうかなんてわからないが、それでもバッターボックスに立たないと“WOW”は起こせない」。
それを私達に教えてくれた人がいるとして、豊田社長がステージに招いたのは世界を相手に闘うマイアミ・マーリンズのイチロー(鈴木 一朗)選手でした。
同じ愛知県の出身ということもあり、二人には共感し合うものがある模様。
「クルマの運転は全然上手くないけれど、ボクはクルマが本当に好きなので、この場に招待されて非常に嬉しい」と語るイチロー選手。
これまでも二人は何度か会う機会があったそうで、話をするたびに共感できる部分が多いのだとか。
イチロー選手は「毎年バッティング・フォームを変えるようにしている。たとえ首位打者をとったり、誰よりもヒット打ったとしても次の年には変えてしまう」。
それは今よりも前に進むには新しいチャレンジが必要だと信じているからなのだとか。
「結果が付いて来ない事も多々あるものの、前進と後退を繰り返して少しだけ前に進む、つまり後退は前進に向けた大切なステップと考えている」。