走行性能の向上と安全性能の進化を目指して大幅改良したスバルフォレスターをテストコースで試乗しました。
今回はオーバルコースで走行安定性や静粛性を確認、ハンドリングコースによるステアリングの応答性とサスペンションの最適化を確認。さらに、登坂路でのX-MODEの機能確認という3つのインプレションを行いました。
まず、オーバルコースを使用した高速走行のインプレッションからです。
手始めに試乗したのは、エンジンの燃焼改善やフリクション低減を行ったNAエンジン搭載するSリミテッドです。このSリミテッドはターボ車と同じエクステリアデザインを採用したNAエンジン搭載車の最上級グレードで18インチアルミホイールを装着します。
コースインして、一気にアクセルを踏み込んで一気に加速します。まず感じるのは軽快なエンジンフィールと高い静粛性です。アクセルワークに対して素早く反応し、時速100kmまで全くストレスなくスッと加速していきます。
一気に加速を行ったためエンジンを高回転まで回しましたが、今回の大幅改良でドアガラスの板厚アップをはじめ、ドアシールの二重化、インパネシーラー追加などによってエンジン音をはじめとしたノイズが室内に侵入が相当抑えられていて、室内は非常に静かです。
長いストレートやオーバルを高速で走行しても直進安定性は高く、背の高いSUVとは思えないほどの操縦安定性を確認することができました。