三菱自動車岡崎工場の工場見学施設がリニューアル、PHEVの魅力をアピール

この内覧会で名古屋製作所長 豊國真也氏は、「岡崎工場は社会に役立つ環境対応車の『アウトランダーPHEV』を生産することで、日本だけでなく、全世界の役に立つ工場になることを目指しています。」と挨拶しました。

岡崎工場のリニューアルされた見学施設は次の通りです。

・塗装工場内PRホール
190型相当の大画面タッチパネルシステムを採用したプレゼンテーションシステムを導入。

・工場見学者通路
説明箇所へのキャラクターパネル設置、iPadを利用した音声ガイドの導入。

・生産本館PRスペース
アウトドア空間で星空を見上げているような映像をプラネタリウムを活用して演出し、『アウトランダーPHEV』の魅力をアピール。プラネタリウムは、プラネタリウム・クリエーター 大平貴之氏が手掛けた「MEGASTAR(メガスター)」の新機種第一号機を導入。

・岡崎本館展示スペース
山梨県にあるパジェロの森の間伐材を使用し、社会貢献活動などをPRする。

同社岡崎工場は1977年に完成し、「セレステ」「ギャランΛ」の生産を開始。1991年には「RVR」の生産を開始するとともに累計生産台数200万台を達成し、2013年には「PHEV」の生産をスタート。2014年11月14日には累計生産台数500万台を達成しています。

同社の広報活動は、「パジェロ」に代表されるオフロードでの強さ・走破性をアピールするものが多かったようですが、近年ではアウトドア空間での快適性・自然との共生にシフトしているようで、今回のリニューアルもその一環であると思われます。

同工場に興味のある方はお近くに行かれる折にでも、ぜひ一度工場見学に訪れることをお勧めします。

(山内 博 画像出典:三菱自動車)